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(上左)銅版画家山本容子さんが描いた、世界初の自動車レース (上右)オフロードを疾走するスバル・インプレッサのジオラマ (下)1/64スケールのCM'Sラリーカーコレクション
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世界で最も古い自動車レースは、自動車の誕生とほぼ同じ1894年にフランスの新聞社主催によるパリ〜ルーアンの間を競走したものでした。もちろん当時はサーキットも無く、馬車や人が往来する一般公道でその速さ(走行時間)を競っていました。因みに、この時は犬の方が速かったくらいだそうです。
そもそもラリーとは指定された区間を一定の条件で走る自動車競技で、極寒の雪道や灼熱の荒野、山間道路など過酷な条件の中を猛スピードで駆け抜ける、車の格闘技とも言えます。
1980年代前半から始まったWRC(世界ラリー選手権)は、近年日本(北海道)でも開催されるようになり多くのファンがいます。
時代とともにマシンのレギュレーション(車両規定)も変わり、ラリーのためだけに開発されたモンスター・マシンのグループA時代を経て、現在のように私たちに身近な市販量産車をベースに改造したマシンが鎬を削るのも魅力のひとつでしょう。
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2006年モンテカルロ・ラリーの出場車たち |
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以来毎年ニューマシンがチーム・ドライバーごとに販売されると同時に、過去のレースで活躍したマシンたちも製造・販売されるようになりました。
F1カーは種類(ヒストリー、チーム&ドライバー)も製造方法(ダイキャストによる大量生産や少量生産のハンドメイド)、メーカーも多いだけに購入とその後の整理が大変です。
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