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中嶋悟氏のF1デビューマシン、ミニチャンプス製の「キャメル・ロータス・ホンダ99T」
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1980年代の後半に発売されたオニクス製のF1たち |
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そして、1987年鈴鹿サーキットで開催されたF1レースをきっかけに環境も変わります。日本人初のフル参戦ドライバー中島悟の登場、フジテレビによる全戦生中継など、様々な追い風を受けていっきにF1ブームに火が付き、ミニカーにも国産のトミカや外国製のF1カーが数多く登場してきました。
今、世界の主流になっている1/43スケールのF1のミニカーを初めて手にしてはその精巧さに驚き、実車がサーキットを疾走するのを見て心をワクワクさせたものでした。
以来、スポンサーの派手なカラーリングと速さを競うスタイリングに魅せられ、モータースポーツで活躍するレーシングカーにこだわってコレクションするに至っています。今では、世界を転戦するF1やWRC(世界ラリー選手権)、ル・マン24時間、DTM(ドイツツーリングカー選手権)、パリ・ダカールラリーはもちろん、日本国内のスーパーGT選手権や日本GPなど、話題のレースで活躍した車でコレクションは四千台を超えるまでになりました。
もともとヨーロッパが発祥で高価だったミニカーも、近年の中国での生産をきっかけに新しいメーカーも多く誕生しました。サイズ(スケール)も100円玉1枚半程度の大きさしかない1/87サイズから、世界標準の1/43サイズ、1/18や1/8などの大型まで豊富に揃い、価格も数百円のものから、上は数十万円もする高価なものもあります。
最近ではコンビニをはじめミニカーを販売するお店も増えてぐっと身近なものになり、コレクター人口が増えていることをコレクターの一人として喜んでいます。
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