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アート

「一瞬」の美しさ

全ての行程を自身で行う。写真に魅了され、努力を惜しまず、そんなことをやり遂げてしまう、大澤さん。写真の一瞬にかけた大澤さんのカメラ道を紹介します。
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過去の記事一覧

vol.1「写真」という世界

vol.2 果てなき奥深さ

vol.3 これまでに撮ってきた写真たち

vol.4 他趣味は、多趣味

vol.5 永遠に続く進化へ

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vol.1 「写真」という世界

01|02

花とテレビ塔

テレビ塔から見たセントラルパークの雪景色

「写真」という世界に魅せられて


圧倒される、悠然としたたたずまい。

まずお会いしてすぐに見せていただいたのは、名古屋のシンボルとして輝く「テレビ塔」の姿を映した写真でした。

両手を広げたくらいの大きな用紙の中で、圧倒的な存在感を放つテレビ塔。束になってまとめられていた写真はどれもこれも、感嘆のため息が漏れるようなものばかり。どれも撮影から編集作業、印刷まで大澤さんはご自分でやっているという。

経営者という立場でありながら、とても気さくに写真への想いを語ってくださった大澤さん。

その写真に没頭するきっかけになったところから、伺いました。




写真との出会い、そして別れ


大澤さんが写真に初めて惹かれたのは、二十代の頃だったそう。
まだ写真といったらモノクロの時代だったにもかかわらず、撮影、現像から引き延ばしまですべて自力で行っていたとのこと。
当時は日本中至る所で様々な「撮影会」という文化があり、撮影する機会には恵まれていたそう。モノクロからカラー写真に変わり、大澤さんは一度、写真から少し遠ざかったそう。
なぜでしょうか。
理由の一つにはカラー化により、全てを自分で行うことが困難になったからだといいます。
大澤さんにとっての写真とは、撮影から現像、引き延ばしなど“写真になるまで”の工程すべてを、自らの手で行えるという魅力があったからだそう。全ての行程を自分でこなす醍醐味としては、細かな部分にも自分の想いを再現でき、できあがりはひとしお、感慨深いものがあった点です。結果として大澤さんは写真から少し離れ、釣りやゴルフなど別の趣味に没頭することになりました。

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