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旅行

モンゴルとの出会い

世界中を旅してまわり、自ら絵に綴った風景を毎月2回メールマガジンとして発行している川田さんの、モンゴルとの出会い、感動を
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金城学院大学現代文化学部
中山亜祐美 取材記事

過去の記事一覧

その1:きっかけ

その2:モンゴルの生活

その3:4匹のやぎたち

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その1:初の太平洋フェリー

 

ゲルとヤギの群れ

オボー(日本でいう道祖神みたいなもの)

モンゴル料理。左側がスーテーチャイ

自給自足の暮らしの中で


 モンゴルはユーラシア大陸の内陸部にあり、南側を中国、北側をロシアに囲まれた内陸国です。
「ゲル」(内モンゴルでは「パオ」)と呼ばれる木とフエルトで出来た組み立て式移動住居で暮らしています。
冬は、「ホンゴル」と呼ばれる羊の糞を床下に敷いたり、牛の糞を乾燥させ固めた固形燃料「アルガル」を燃やして暖をとるそうです。

 草原で他人の「ゲル」の近くを通るときには、訪問して挨拶するのが礼儀であり、訪問された際は、「スーテーチャイ」(乳に少しお茶を足し、塩を入れた飲み物であり、見た目は牛乳に似ている)を出して歓迎します。
「スーテーチャイ」は栄養価が高いため、朝食にもされており、訪問者にたっぷり出す人は良い奥さん、少なめに出す人はケチな奥さんだといわれているそう。また、人がさようならする時には、必ず何か食べさせてから送り出すそうです。

 基本的に奥さんは、チーズを一年分作るなど、家の中のことをし、お父さんは自給自足が強いられるため、放牧に行き、情報交換をします。モンゴルでは、団結力と情報収集がないと生きていけません。日本のように物がありふれていなく、不便なことも多いそうですが、だからこそ家族を、そして命を常に大切にしているのが伝わってきます。モンゴルは私にとって行ってみたい国の一つになりました。

 モンゴルの食べ物として、「ボーズ」(肉まんのようなもの)、「ホルホグ」(焼いた石に肉やにんじん、玉ねぎを入れたもの)、「バンタン」(細切れの肉と小麦粉で作ったおかゆのようなもの)などがあるそう。
モンゴルの草原で食べるとすごくおいしいそうです。

その1:きっかけ

その3:4匹のやぎたち

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