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園芸

ハーブガーデンにようこそ

ハーブは子育てと同じ――――そう話す竹尾さんが長い時間をかけてつくった300坪のハーブガーデンは多くの方に見てもらえるようにと一般開放されており、訪れた人を和ませています。
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Vol.1 私のハーブガーデン

Vol.2 ハーブのある食卓

Vol.3 ハーブガーデンが広げる人の輪

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Vol.1  私のハーブガーデン

01|02

ちらし寿しに花を彩りに添えて。食卓がパッと華やぐ。

ちらし寿しに花を彩りに添えて。食卓がパッと華やぐ。

ハーブ料理が、父の毎日を変えました


 竹尾さんは年に数回、料理教室の講師もしています。
 「教室では、ハーブクッキングを教えています。ハーブを利用した料理はとてもヘルシー。レシピはオリジナルが多く、この前は鰯の料理を教えました。」

ハーブを本格的に料理に取り入れたきっかけは、父の介護です、と竹尾さん。
「父は痛風に悩まされていたのですが、介護をしていた母は…栄養のある、高蛋白質のものを食べるのがもっとも身体に良いんだ、という考えの人で。高蛋白質は痛風の大敵だと私がいくら言っても聞かなくて、母の料理を食べていた父は、頻繁に痛風の発作を起こしていました」



ハーブ料理
ハーブ料理

色とりどりのハーブ料理たち。

 お母様が他界され、お父様の介護を代わりにするようになって、竹尾さんは真っ先にハーブを利用した料理に切り替えました。レモングラスをシチューに入れたり、フェンネルやバジルをふんだんに使用したり…と色々試しました。レモングラス入り大根の煮付けやハーブサラダなどはその時に生まれた作品です。

やがて竹尾さんが介護するようになってから、お父様は発作を起こさなくなりました。
 「栄養成分に気を遣ったのももちろんですが、ハーブの効果が覿面でした」

 それが、ハーブクッキングの素晴らしさを実感した瞬間。
 もともとハーブは薬草にもなるほどの力があるのですが、ここまであるとは思ってなかったそうです。

 それからというもの、公民館などに積極的に出向き、ハーブクッキングの講師をしたりしています。
 「実践を活かす、といえばいいのかな。私の経験が、少しでも皆さんの健康管理のお手伝いが出来るのなら、それはとても素敵なことだな、と思います」

 

Vol.1 私のハーブガーデン

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