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第1回 笑顔がつくる健康

第2回 想いを込めた一枚

第3回 歌でひとつに

第4回 心の運動

第5回 もう一つの風水

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第1回 笑顔がつくる健康

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上:被写体を真剣に見つめながら描くみなさん。
中:秋らしいモチーフの作品。季節の便りです。
下:丁寧な筆運び。文字もデザインの大事な要素です。

心から元気に、健康に。



 11月の取材は、毎月行っている「絵手紙クラブ」です。絵手紙は、筆と絵の具を使って、描きたい物をはがきいっぱいに描いたお手製のポストカードです。

 参加者の皆さんは、絵手紙の活動に参加して3〜4回の方もいれば、3年間も続けている方など、さまざまでした。皆さん、描きたい物をそれぞれ持参されていて、中でも柿が多く見られました。季節を感じさせてくれるものは貰う人にすごく喜ばれるそうです。


 長寿学園で絵手紙を教えている暮林先生にいろいろとお話を聞きました。

 「私自身、若い頃から絵手紙が好きでした。絵手紙は、簡単で誰にでも手軽にできるうえ、送るととても喜ばれます。そんな絵手紙の楽しさを伝えられればと思い、ここで教えてもう5年経ちます。
 絵手紙が好きな方々ばかり集まっていますので、皆さん、とても熱心に取り組んでくれます。毎回、その熱心さが伝わってきて、教えていてとても嬉しいです。
 とはいえ、先生といっても、技術的なことを教えるのではなく、私の経験をお話しているような感じでしょうか」











02

上:絵手紙を教えてくれている暮林先生。
下:先生の作品。やはり、ひと味違います。


 「絵手紙は大きく大胆に描くのが一番で、私も皆さんに「出来る限り大きく描いてください」と言っています。大きく描くことは、細かいところまで表現出来るようにということ。例えば、花だと、輪郭だけでなく、中の芯はどうなっているの?と考えることです。
 文字を書くときも、書道をするのではなく、絵のようにスケッチすればうまく書けるようになるはずですよ。
 『下手でいい、下手がいい』これは絵手紙を始めた小池邦夫さんのモットーですが、私もまさにその通りだと思います。初めての人も、どなたでも描けますから是非チャレンジしてみて欲しいですね」

 いつもは植物などのスケッチが多いのですが、今回は時節柄、先生の手本を見ながら黙々と年賀状を作っている方も。絵手紙の年賀状は、一番嬉しいものだそうです。
 お手本は、来年の干支である『丑』の字。「お手本を見ても難しいわ」と言いながらも、納得いくまで先生のアドバイスを聞き、何回も描き直している熱心な姿がとても印象に残りました。

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