プリザーブドフラワーの資格を持つ人に与えられる証明書

「プリザーブドフラワーって何？そう思う人も多いかもしれません。また造花かなと思う人もいますが…本物の生花です。」こう話してくれた鬼頭さん。　「いつまでも大切な思い出を残したい」そんな願いを叶えてくれる最高の素材。またお花のケアがとっても簡単なので多くの場面で活躍しています。
　プリザーブドフラワーは生花に近いみずみずしい美しさを備えており、その美しさを普通の生花より長く楽しむことのできるヨーロッパ発祥の新しいタイプのフラワー。特殊な加工を施し、花は色あせしにくく、しなやかな風合いを保ち、枯れることはない。そしてフレッシュ感があるうえ、触感は生花のようにやわらかい。また質感や発色などは、生花と比べても遜色なく、みずみずしさも保存状態が良ければ数年保存できる。
　大切な思い出と共に、長く楽しむことができる、それがプリザーブドフラワーなのです。

　その特性から魅力的なマテリアルとして無限の可能性を秘めているが、生花のフラワーアレンジメントとはまた異なった技術やセンスが必要である。それぞれの表現力が必要なのです。これらの特徴を生かし、ウェディングブーケやインテリアフラワー、母の日のプレゼントなどとして取り上げられ、最近では生花店や雑貨店にも並べられるほど広がりがある。全国各地でスクール当も開講されるなど、より身近になってきた。

　日本の技術進歩はすばらしく、現在では海外に負けない様々な色が再現できるようになり、国内のメーカーも増えました。プリザーブドフラワーの素材は、バラはもちろん、カーネーション、アジサイ、カラー、ダリア、トルコキキョウなど、最近では和の花、キクやユリなども見られます。花に限らず枝や葉ものも、数多く作られるようになり、生花に近いため、アレンジも「自由自在」です。そんなところも魅力たっぷりなアートなのです。