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アート

表現するということ

俳句を作り、句集を2冊出されている永井さん。二十歳のころに友達の誘いで知った俳句教室によって俳句に対するイメージが変わったそう。そんな永井さんの俳句への思いを伺いました。
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その1:きっかけ

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その1:ものづくりの精神を込めて

仕上がり新

公演チラシ

p02

6代目吉住流家元夫人 吉住小三代氏と(右側)

多くの趣味にチャレンジ。


 江戸時代、庶民の楽しみであった歌舞伎。そんな歌舞伎の中でもむすめ歌舞伎を櫻香さんが始められたきっかけは3つあるとのことでした。
 1つめは伝統芸能を普及させることが家業であったこと。生活の場が稽古場。小さい頃の遊び場も稽古場の近く。そういった環境、そして邦楽家であった祖母の影響が大きいとのことでした。

 2つめはこの地域に市川少女歌舞伎があったということ。最初はこの地域で行われていた歌舞伎に市川の名前はなかったそうです。10代目市川団十郎さんに市川の名を名乗ることを許されたことにより、一層発展した少女歌舞伎。そうした少女歌舞伎が発展した愛知県。そのファンがブームの再燃を待っていたということも大きかったそうです。

 3つめは櫻香さんの生き方に関わること。19歳の頃に祖母を亡くした櫻香さん。それがきっかけで自分はどう生きていくかということを考えられたそうです。

 生きるということはお金を稼ぐことではなく、どう生きるか。という櫻香さんのお言葉が非常に印象的でした。何を学び、何を感じ、どう生きるかを考えたとき櫻香さんの中にあったのは邦楽の普及だったそうです。そうした風習を伝えるのには歌舞伎が一番いいと感じたそう。着物で演じる演者さんからは着物文化を、台詞からは当時の挨拶、言葉遣いを学ぶことが出来ます。視覚と聴覚の両方で楽しめるのが歌舞伎だそうです。



 
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