私的画報 私的画報 表紙へ 記事一覧へ戻る お問い合わせ 執筆者募集
ホビー

ミニチュアカーを眺めて過ごす至福のひととき

ミニカー収集歴24年。現在4000台を超えるミニカーを所有し、ディスプレイに工夫を凝らしながら自宅をミュージアムに変えて楽しむ日々。男性ならきっと一度は心ときめかせたモータースポーツの魅力を、自身のミニカーコレクションとともに綴ります。
南谷 克哉 プロフィールを見る

過去の記事一覧

第1回 ミニカーたちとの出会い

第2回 地上最速のF1レーシング
  マシンたち 【その1】

第3回 荒野を駆けたラリーマシン
  たち 【その1】

第4回 ル・マン24時間レースで
  活躍したマシンたち 【その1】

第5回 日本のサーキットを駆け抜けた
  マシンたち 【その1】

過去の記事一覧を見る
 

第5回 日本のサーキットを駆け抜けたマシンたち  【その1】

01|02

エブロ製2005年スーパーGT500のマシンたち

エブロ製2005年スーパーGT500のマシンたち

 
 
 
 
 
 

日本グランプリで生まれたスカイライン伝説


 今、日本国内で最も注目を浴びているモータースポーツは、スーパーGT選手権とフォーミュラーニッポンだと思います。

 これらレーシングカーのミニカーを毎年精力的に企画・販売しているのが静岡に本社を構えるエブロ(有限会社MMP)です。創業者の木谷真人社長が1998年に設立した若いミニチュアカーメーカーですが、木谷社長の車好きで徹底したこだわりが商品に余すことなく詰め込まれた秀逸の品です。
 1960〜1970年代の国産車や現行車はもちろん、幅広くレーシングカーも製品化されており、特に海外のメーカーが製品化していない車種も多く、嬉しい限りです。


1964年第2回日本GPで名勝負を演じたポルシェ904とスカイラインGT

1964年第2回日本GPで名勝負を演じたポルシェ904と
スカイラインGT

 さて、日本グランプリと言えば、レースファンなら誰でも1964年に鈴鹿サーキットで開催された第2回大会で競ったGT-Uクラスのポルシェ904とプリンススカイラインGTの名勝負を思い浮かべるでしょう。前年の第1回日本GPで不覚を取ったプリンスが、満を持して臨んだマシンがスカイラインGTでした。生沢徹がドライブして予選で2分50秒の壁を破り、レース中盤の競り合いの中でレーシングカーとして圧倒的に高いパフォーマンスを誇るポルシェ904を一瞬抜いてトップに立つ活躍を見せました。

 このレースで高性能ツーリングカーとしてスカイラインも一挙に有名になり、レーサー生沢徹のスタードライバーとしての人気も一気に高まっていきました。


 

第4回 ル・マン24時間レースで活躍したマシンたち 【その1】

次のページへ
ページの上部へ

プライバシーポリシー

利用規約

企業案内

よくある質問

記事を読む

私的画報とは

Copyright (C)PROSIT ASSOCIATES Co,LTD All Right Reserved